不動産投資に高い興味
不動産投資として「マンションへの投資」が若い世代で関心が高いという事が実態調査で分かりました。
投資に興味を持っている年代は平均すると34歳前後、その多くはワンルームマンションを投資の対象と考えているようです。マンション投資についての考え方を聞くと、
「ミドルリスク ミドルリターン」49.5%、「ローリスク ローリターン」42.0%
と、かなりの安定志向です。ハイリターンは求めていません。回答者の40%以上は年収は「400万円以下」であることから、将来への経済的な不安から家賃収入を老後に年金の+αとして考えているのだと思われる。
自分年金
近年では「年金だけでは生活できない!」、「将来、年金はもらえない。」と考える人が多く、老後に年金以外で収入が発生するよう準備する人が増えています。そして「自分年金」という言葉が出てきました。これは、
- 株式
- 債権
- 投資信託
- 保険
などの金融商品で収入を発生させるという事を言います。その流れの中、安定的な「不動産」への興味が移っていったのだと思います。
不動産投資のメリット
毎月の家賃収入として得られるインカムゲイン(賃料収入)と購入した金額よりも地価が値上がりしていて高い金額で売却できた時のキャピタルゲイン(売却利益)が挙げられます。ここでの家賃収入は入居者がいれば退去するまで毎月発生します。それが株式投資だと、配当を受けるのは半年毎か1年に1回程度です。
不動産の方が毎月安定的に収入になるのです。まとまったお金を銀行に預けておくよりは不動産に投資(経営)した方がはるかに安定収入に繋がります。
デメリットも勿論あります。それは入居が決まらない事です。住んでくれる方がいなければ全く収入になりません。それは依頼する不動産屋さんの営業力にもよる部分でもありますが、折角投資するのであればマンションの立地も考慮して投資することです。
女性が現実的
この調査の回答では53%が女性で、男性よりも女性の方がリアルに将来を考えていることも分かった。
過去記事: