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アドセンスクリック単価を変動させる要素と年間の変遷

 

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アドセンスの単価は¥30と言われています。これに関して勘違いされている方も多いようです。この単価はあくまでも平均で、"約"ということです。必ずしもその金額ではありません。一定ではないのです。30円を担保していません。

そして、アドセンス単価はあらゆる要素に左右されるものです。

単価はあらゆる要素に左右される

アドセンスの広告単価はあらゆる要素に左右されます。

▶︎広告主の予算

▶︎スマートプイライシング

▶︎ユーザーのミスクリック

▶︎コンテンツのジャンル

思いつく例を挙げると上記のものがある。

1.広告主の予算

広告主が払う広告料は無限ではありません。有限です。年間の金額は決まっています。商品が売れない月に多くの広告料を払うわけにはいきません。そこで、物が売れない月の広告単価を低く設定します。

2.スマートプライシング

グーグルは様々な角度からの分析を行なっています。ユーザーがたどり着いた広告で、商品購入や問合せ等に至るコンバージョンの可能性が低いと判断されると広告の単価を下げます。

3.ミスクリック

言わずもがな。説明不要ですね。ミスに対して報酬を払うわけにはいきません。広告とコンテンツとの間には適切なスペースを作るようにしましょう。

4.コンテンツのジャンル

アドセンスはコンテンツのジャンルによって表示される広告が違うので単価が違います。例を挙げるなら、「家電製品」を専門に扱うブログと「文具」を扱うブログとでは表示される広告の単価、商品単価自体に差異があることは歴然ですよね。これであればジャンル内容を見直す必要がある。

 

上記2〜4の原因であれば自分のコンテンツの作り方次第で回避出来ます。問題は1番の理由。これは回避できません。

年間のアドセンス単価をデータ化

前置きが長くなりましたが、ここから本題。当ブログには「クリック 単価 下がった」というキーワードで流入してくるユーザーが多い。恐らくアドセンス広告を利用してまで日の浅い(1年未満の)運営者だと思う。単価が低くなった事に不安なのだろう。

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もしも前記の2〜4に当てはまるようなら、コンテンツの改善を。

先程の「1.広告主の予算」が原因なら「仕方がない。」単価が上がる月を待つしかない。

アドセンスには年間で広告料が高い月、低い月がある。多くの運営者が「3月は1番高い」、「8月は低い」と発信しているが、私もそうなのでそれは間違いないだろう。

年間のCPCの移り変わり

参考になればいいが、私が運営するブログの2016年の単価の浮き沈みのデータをまとめた。

2016年/月123456789101112
年間収益率 84% 84% 100% 80% 77% 80% 59% 47% 70% 61% 73% 75%

 

アドセンス年間単価推移グラフ

上のデータだが、これは月毎の平均クリック単価を1番高額になる3月を頂点(100%)としてそれに対して各月を比較した割合だ。下のグラフ(年間収益率)を見ると浮き沈みがよく分かる。3月が最も高く、夏(7、8月)は急激に低くなる。3月の単価に比べて8月は47%にまで落ち込んでいる。半分以下だ。

このように単価は変動するもので、3月の単価に対して80%を切る月の方が多い。そう、8割あればいい方なのだ。

まとめ

まとめると、単価は変動するもので、下がったからと言って慌てず、ポリシー違反のメッセージがグーグルから届いてなければ暫く様子を見るという対応でも良いと思う。下手にコンテンツを弄ったりしてデザインを崩してしまうという恐ろしい事態を招くことは良くある話だ。