嫌~な時期になってきましたね。そろそろ梅雨です。お部屋の湿気対策は万全ですか?ちゃんとした対策を取らないと梅雨が明けるころには衣類やお部屋にカビや臭いが発生しますよ。
一度発生したカビはなかなか取れません。これが賃貸アパートやマンションだった場合、退去時に"善管注意義務"違反として入居者の責任に問われ、クロス張替などにかかる費用がかさみ退去費用が高くなってしまうことがあります。
▼善管注意義務について:
そうならないためにしっかりと対策をとりましょう。
カビの発生原因
カビの発生原因を考えてみましょう。
カビは気温20℃~30℃で発生し(特に25℃前後が活発)湿度は80%以上を好むようです。気象庁の発表する(相対湿度)平均でみると毎年6月~9月までは湿度が80%近くまで上がる時期になっています。
6〜9月にかけては、カビが発生するには好条件なのです。
防カビ対策
カビの発生を防止するには、除湿対策を施しましょう。よく使われる代表的なアイテムは"湿気取り"ですね。これは「ただおけば良い」ってものではなく、ちゃんと配置しなければ本来の効果を得ることができません。
湿気取りの正しい配置の仕方
湿気というのは空気よりも重いので、湿気を含んだ空気は下の方に溜まります。考えてみて下さい、カビは下の方(床に近い方)に発生する事が多いと思いませんか?それは床に湿気が溜まった結果、そこでカビが発生しやすくなるからなのです。
湿気取りは棚の上などに配置するよりも、床に置いた方が効果的なのです。
湿気取りを配置しておきたいポイント
さて、湿気取りを配置するポイントですが、これは"湿気が溜まりやすい場所"に配置します。当然ですね。
- 押入れの床
- 部屋の中(窓から遠い位置)
- タンスと壁・タンスの隙間
上記に挙げたどちらも"空気の流れが悪い場所"です。換気が上手く出来ない場所なんですね。換気が上手く行かないということは湿った空気が停滞してしまうのでカビ発生のリスクがとても高いんです。そういった箇所に重点的に置いていきましょう。
換気の意味を込めて定期的に掃除しよう
押入れの中やタンスの裏側などの空気の流れが悪い場所は、換気の意味も込めて最低でも年に2回ほどは掃除をした方が良いでしょう。人によっては数年に一度しか掃除をしないという場合もあるのでカビが発生しやすい場所なのです。
扇風機や換気扇、クーラー、サーキュレーターを活用する
水分を含んだ空気が停滞するとカビの原因になるため、できるだけ空気を流すようにしなければなりません。※空気の流れを良くするという事。
それには扇風機や換気扇、クーラーなどを使って空気の流れを作ることも対策として有効です。また、サーキュレーター等を使って空気の流れを作るのも良いでしょう。むしろこちらの方が何かと使い勝手がいいかも知れませんね。価格もお手頃(¥3,000程度)で。
▼お風呂場の防カビ対策: