不動産屋さんの気持ち
アパート・マンションなどのお部屋選びでは勿論、不動産屋さんに行きますね。一応、仕事とは言え、不動産屋さんも人間です。
気持ちの良いお客様にはより良い物件、良いサービスを提供したくなるものです。
良いお部屋を紹介してもらうには、少しでも不動産屋さんの気持ちを理解する方が良いと思います。
人を見る目が肥えている営業マン
不動産業で働く営業マンは、日々多くのお客様と接し、又はクレームの対応もしています。
長年働いていると、人を見る目が養われていくものです。来店されて問合せに対応している段階で、優秀な営業マンはお客様の性格や人格をある程度見抜くのです。
アパートやマンションでは数多くの世帯が入居する事になります。その中で近隣住民の迷惑になるような、協調性の無い方を入居させる訳にはいきませんし、入居後にクレーマーになりそうな方にも注意しなければなりません。
何故なら、自分が担当したお客のクレームなどの対応は自分が行う事が多いからです。
クレームの対応が多いとそれにばっかり時間を取られて、本来の仕事をする時間がなくなるので成績が落ちます。それを避ける意味でも常識ある人を好みます。
常識あるお客を好む
何気無い会話などの中で、ある程度常識があるか、無いかという事を見抜いていきます。
著しく態度が悪いなどのお客様の場合、例えば、対応した営業マンによっては、条件に合う物件が10あるけれども、2つしか紹介しないという事も少なくありません。
オーナーの財産を守る
確かにお客を選ぶと、契約件数(売上や成績)が上がりません。ですが、アパートやマンションはオーナー(大家さん)の大事な財産です。その大事な財産を管理する以上、誠意をもって対応しなければならないのだ。
売上至上主義に走って協調性のない入居者を入れて他の住人が出て行くようになっては元も子もないですよね。
お部屋探しのときは出来るだけ常識的な振る舞いを心掛けましょう。
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