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これからは「人材を育てられる企業が生き残る」!

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前回「残業」について記事を書きました。

 

「君の代わりはいくらでもいるんだよ」と考えている会社。そんなこと言ってると時代の波に淘汰されて無くなりますよ。

 

昭和22~24年の第一次ベビーブームに生まれ最も人口が多い世代が今、定年を迎える時期に差し掛かりこれから日本の労働人口、人材は不足し取り合いになります。

 

上司の皆さん、「君の代わりはいくらでもいるんだよ...」の時代は終焉です。

当然ですが、社員・従業員を大事にせず、無下(むげ)に扱うと離職してしまいます。折角の人材が退職してしまっては、また新たに募集をかけて人材を確保しなければなりませんね。しかもこれからの日本は、現役を退いていく人口の方が新に加わる労働人口よりも多いのです。
 
採用しては教育し、すぐ退職。また採用...こんな事を繰り返していると何年経っても従業員はベテランの域には達しません。常に新人なのです。
 
その結果、教育コストだけがかさんでしまいます。「お前の代わりはいくらでもいるんだよ」では通りません。これまでの教育コストが無駄になってしまうばかりではなく、将来的には経験の浅い人材ばかりが集まったノウハウの継承も出来てない集団になってしまいますよ。
 
例えば、「会社自体は何十年も続いているのに、従業員は比較的若くてノウハウの無い人材ばかりで構成されている企業。」ヤバくないですか?何かイレギュラーが発生した場合、誰も対処するノウハウが無いって...ゾッとします。
 
こんな企業は例えるなら、「中身は子供のまま成長した大人」と同じです。
 
私も過去にそんな会社で働いたことがあります。まさに先ほどの「お前の代わりはいくらでも...」の考え方の会社でした。会社は30年の歴史があるのにもかかわらず、勤続年数は6年の人が一番の古株という会社でした。
 
30年余りの営業実績があるのに、ノウハウとして下に伝えられるのはこの一番長い6年の人が経験した事のみしかないという。あとの20数年の経験なんて捨てたも同然。短い期間働いて辞めていく同僚たち、その後私も退職し。その結果、上司は自分が第一線で働き続けなければならないという環境。
 
 

上司の役割

 「リーダー以上に組織は成長しない」と言われています。上司自らが成長し変わらないと企業の成長はない。

 
上司の役割は、しっかり後進を教育し仕事を任せられる人材にすることです。「お前の代わりは他にいない!」という人材に育てることが上の者の務めなのではないでしょうか?そしてこれからは、優秀な人材を採用するだけではなく、「育てる」企業が生き残るのでは...人材は大事にしましょう。