「貯金したいがなかなか思うように貯められない…」、「食費をもう少し削ろう。」「電気、水道を節約してもっと抑えよう」など、いろいろと生活費を見直したりしていると思いますが、最も大きな支出である家賃を見直すことも必要です。
家賃は生活費の中で一番大きなウェイトを占めています。ここを思い切って見直すことが出来ればかなり生活に余裕ができるハズです。
生活に余裕をもたらす為に1番高い固定費、「家賃を見直す」という勇気!
ひと昔前までは「家賃は収入の3分の1(約30%)が妥当」であると言われていました。
だが、それでは経済的余裕は生まれない!!
家賃は収入(手取り)の25%以内!可能なら20%程度に抑えることが望ましいのです!家賃という固定費は電気・ガス・水道のように自分のさじ加減で節約できるものではありません。ここを抑えることで毎月安定した余裕が生まれます。
家賃を見直すということは具体的には「引っ越しする」という事になりますが長期的に見るとかなりの節約になるので、本気で節約・貯金を考えるなら引っ越す勇気が必要です。
ちなみに、東京23区平均の家賃は8万円と言われています。これは手取り収入が32万円であれば、収入の25%=8万円という計算になりますね。
昔の30%と今の25%、この5%の差とは...
私が思うに、現代は昔よりも生活していく中でケータイ代やネット代など、多くの通信費がかかっています。特にケータイ代は軽く一人当たり1万円近くになりますね。4人家族なら3~4万円位かかる計算です。
あまり携帯やネットが普及していなかった25年前と比較して、この通信費の分を考えて家賃は収入の30%以内という基準から25%又は20%という基準になったのではないでしょうか?
FPに相談する
実際、ファイナンシャルプランナーが費目ごとの家庭での理想の割合を出した資料を見ると通信費が5%となっています。家賃との差とピッタリですね。
一体、貯金は収入の何%なのか?
皆は収入の何割を貯蓄しているのか気になりますよね?一般的に多い割合が収入の2割、20%を貯金にまわしているようです。因みに、食費の理想割合は収入の15%です。貯金は食費の割合よりも高いんですね。実際は食費と貯金の割合が逆転している方が殆どではないだろうか?
そしてお小遣いは収入の8%だそうです。
- 家賃25%
- 貯金20%
- 食費15%
- お小遣い8%
- 水道光熱費6%
- 通信費5%
お部屋探し
ランクを一つ下げてでも安い家賃の部屋を探す方が生活にも心にも余裕が出来ると思います。