2019年4月11日
ちわ、2級ファイナンシャルプランナーのSOです。
突然ですが。ポイントが貯まりやすいカードと言えば「楽天カード」が真っ先に思い浮かぶでしょう…
いやいや、実は、三井住友VISAカードも意外にポイント貯まりやすいんですよ。
この記事では、
▶︎三井住友VISAカードのポイント付与率
▶︎ポイントの価値が高いワールドポイント
▶︎ポイントUPの仕組み
これらについて記していく。
- 1.ポイントと価値を比較
- 2.三井住友カードの"ポイントUPモール"は付与率が高い
- 3.コンビニ利用でポイント5倍
- 4.買い物や食事に出かける前にエントリーしてキャッシュバック&ポイントUP
- 5.年間利用額によってはボーナスポイントが貰える
- 6.ワールドポイントの使い方
- 7.最後に
1.ポイントと価値を比較
楽天カードの基本的な付与率は1%。100円の買い物で1ptが付与される。と言うことは、1万円の買い物で100ポイントが貰えるわけだ。(楽天Edyの場合は200円で1pt。1万円の買い物で50pt)
一方、三井住友カードでは1000円の買い物で1ptが付与されるのだが、これをパーセンテージで見ると0.1%となる。
あまりにも少ないように見えるが、これを交換価値(還元率)で見てみよう。
1-2.三井住友カードのワールドポイント1ptの価値
楽天ポイントは1ptを1円の価値として利用できる。ところが、三井住友カードのポイント、「ワールドポイント」は1ポイント=5円の価値として利用できる。※該当しない交換もある。(2018年1月20日現在)
- 楽天カードで1万円分の買い物をし、100ptを得た場合。そのポイントを利用する場合100円として利用できる。
- 三井住友カードの場合では1万円分の買い物でワールドポイント10pt獲得。それは50円相当の価値となる。
ここでも楽天ポイントの方が還元率が良いが、三井住友カードには支払い方法を「リボ」にするとワールドポイントが2倍になるサービスがあって、これを利用すると1000円あたり2pt貰える。そうなると、先述の例の10ptは2倍の20ptとなり、×5円で100円分の価値を得る事になる。(リボ払いの最低支払額は変更可能)
ポイント付与率だけで見ると、
- 楽天は100pt÷1万円=1%
- 三井住友カードは20pt÷1万円=0.2%
となるが、ポイントの交換価値で見ると同額となる。
2.三井住友カードの"ポイントUPモール"は付与率が高い
確かに、リボ払いにすると利息がかかるのだが、それを利用しなくても2倍、又はそれ以上のポイントを獲得する方法はある。
三井住友カードには"ポイントUPモール"というコンテンツがあり、そこには多くのオンラインショプ、ブランドやメーカーが揃っていて、有名スポーツショップや有名家電量販店、amazonやYahoo!ショッピング、楽天もある。
ネットでこの"ポイントUPモール"を経由して買い物をすると2倍〜最大20倍のポイントを獲得することが出来る。
例えば、楽天 2倍、amazon 2倍、amazonファッションは9倍。サントリー 20倍、じゃらん 4倍、LOFT 9倍。という感じで、モールにはオンラインショップのポイントUPキャンペーンが数多くある。
楽天だけで買い物をするのであれば楽天カードだけ持ってればいいと思うが、「amazonやYahoo!ショッピング等、その他のオンラインショップもよく利用する」という方であれば、三井住友カードを利用した方が良いだろう。何せ、ポイントが2倍なのだから。
ポイントUPモール経由で最低2倍〜20倍、さらにリボ払いで2倍…
ポイントUPキャンペーン次第では楽天よりもポイントを貯めることも出来るだろう。
3.コンビニ利用でポイント5倍
2019年3月からは、コンビニでの支払いに三井住友カードを利用する事で、通常1,000円で1ptのポイント付与に加え、250円あたり1ptも付与されます。例えば、対象店舗で1,000円の買い物の支払いに三井住友カードを利用すると、5ptが付与されるという事。
以前より更にポイントが貯まりやすくなってます。
〈対象店舗〉
- セブン-イレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- マクドナルド
4.買い物や食事に出かける前にエントリーしてキャッシュバック&ポイントUP
三井住友カードのポイントUPモールでは"ココイコ"というコンテンツがあり、そこに掲載されている飲食店やショップ、美容室、百貨店などに事前にエントリーして、そこでのサービス利用、商品購入にカード支払いする事でキャッシュバック(数%の割引)とポイントUPを受ける事ができる。
ネット上の買い物だけではなく、リアル店舗での買い物でもポイントが倍になるのだ。
いくらか安くなって、さらにポイントUPは嬉しい。
5.年間利用額によってはボーナスポイントが貰える
三井住友カードでは、年間の利用額によってボーナスポイントが貰える仕組みがある。
最低でも年間50万以上の利用にはなるが翌年にボーナスポイントが加算される。
買い物は勿論、月々のケータイ代や光熱費、自動車税などの支払いをすれば50万以上は余裕で達成するだろう。
6.ワールドポイントの使い方
「ポイントのままで…」と言うことであれば、そのままで決済に使えるし、貯まったポイントの使い勝手としては楽天の方が便利かもしれない。
しかし、ワールドポイントは楽天ポイントやTポイントへ移行することも出来、iDやWAON、PiTaPa等の電子マネーに移行することもできる。キャッシュバックやPEXを通して現金にすることも可能。勿論、三井住友が用意した景品と交換する事も出来る。
私は、貯まったポイントはPEXで現金化したり、仮想通貨に交換している。
【仮想通貨】クレジットカードの貯まったポイントはビットコインに交換して積み立てることができる - interest blog
ポイントを仮想通貨(ビットコイン)に交換して値上がりしたらラッキーです。
思った以上にポイントが貯めやすく、2,000円、3,000円の現金化は1〜2ヶ月で可能だ。ワールドポイントは「ポイントそのままで利用する」と言うよりも別の物に移行するなどして利用することが多いだろう。
言い方を変えれば使い方は自由自在だ。
※「ポイント交換のPEX」を利用した場合、ワールドポイント1pt=PEXの50ptとなる。そこから楽天ポイントへ交換も出来る(PEX1,000pt=楽天100pt)。最低単位があるが、ワールドポイント200ptをPEXに移行すると1万ptになり、それを楽天ポイントにすると1,000pt(=1,000円相当)となる。
7.最後に
ここまでをまとめると、
- WPは1ptあたり5円の価値がある
- リボ払いにすると2倍のポイント獲得
- ポイントUPモールを経由すると2〜20倍のポイント
- 年間利用額によってボーナスポイントがある
- ココイコでエントリーしてリアル店舗でもポイントUP&キャッシュバック
ここまでを見ると、三井住友カードはポイントを貯めるためのインフラは結構整っている事がわかる。
色々なサービスを利用するのであれば、いろんな貯め方が出来るカードを持つ方がポイントはよく貯まる。
その点、ほぼ自社グループに限定された高還元率の楽天より、三井住友VISAカードの方がポイントを貯めるフィールドは広くオススメだ。