4/24日、私が運営している別のブログで、特定の記事をグーグル等の検索エンジンの検索結果にインデックスさせないようにすることが出来る、「noindex」を記事に挿入して、実際に検索結果から消えるのか実験しました。
【目次】
記事を「noindex」にする理由
多くの記事を書いていると、「プライバシーに関する事が入っていた」、「不要な記事・質の低い(悪い)記事をインデックスから削除してブログの評価を改善したい、(グーグルには見てほしくないが、ユーザーには見てもらいたい)」等、そんな記事がいくつか出てくるものです。様々な理由でgoogleなどの検索結果から記事を消したいという状況が出てくるかと思います。
そのような場合は「noindex」で、記事が検索結果に表示されないようにします。
そして、その方法を調べてみると、多く見られるのはWord Pressでのnoindexの方法です。WPではプラグイン設定で簡単に実施できるようですが、はてなブログでは記事毎にそのような設定をすることはできません。
ワードプレスではなく、はてなブログでの方法は?
では、はてなブログで「noindex」を設定するにはどうしたら良いのだろう?多くの記事の中からさらに調べて見ると....
発見しました!
以下の記事にその方法が載っていました。
きりんさんの記事中にある、「noindexのコード」の部分。この部分を使います。
<script type="text/javascript"> <!-- var doc = document; var head = doc.getElementsByTagName("head")[0]; var meta = doc.createElement("meta"); meta.setAttribute("name","robots"); meta.setAttribute("content","noindex"); head.appendChild(meta); // --> </script>
コードをコピー&ペーストするだけの簡単な方法
コードをコピーして、[記事の管理]でnoindex化したい記事を編集します。編集画面では、[見たまま]、[HTML編集]、[プレビュー]という項目が左上にあります。そこの[HTMLの編集]画面で記事本文の一番上にコードを貼り付けるだけです。
いたって簡単です。
実際に私が運営している他のブログで、「初心者向け無料ブログサービス」というタイトルの記事を使って試しました。
記事タイトルを直接検索にかけると、一番上に表示されていますね。2番目が「初心者向けのブログサービスって結局、どこなのよ?」と言う記事があります。
noindexが反映されるまでの期間
この記事に「noindex」を設定して1週間、5月1日には見事検索結果から消えています。すぐに効果が出るのではなく、反映されるまでに約1週間はかかるみたいですね。
私の記事が消えて、先程2番目に表示されていた記事がトップに表示されています。
noindexを行うメリット
グーグルは、パンダアップデートで「低品質なコンテンツを持つサイトの掲載順位を下げる」事を実施しています。価値のない記事やページがあるなら、それらの記事を[noindex]にすることで、サイト全体の評価を下げずにすむと考えられています。
低品質なページがあるために、ブログ全体の評価(順位)が下がることもあるのです。(価値の無いページが全体の足を引っ張る)
SEO的にも効果がある
また、重複する内容のページの有無もサイト全体の評価対象になるので、「似たような記事、同じ内容の記事が同一サイトで複数ある」という場合は、どれか一つに絞って他はnoindex化するという手段も有効です。
このようにnoindexは、SEOの観点で見ても検索エンジンからの評価向上の手段となります。大事なことは最初から価値の無い記事は書かないということですが、たくさん書いていると、サイト全体の中で良いものもあれば、価値の無いページも出てきます。
ある程度記事が増えてきたら自身のサイト・ブログを一度見直して、不要な記事をnoindex化して整理するのも良いのではないでしょうか?