土地や建物の売買や賃貸、色々なシーンで坪数や平米(㎡=へいべい)を求めることがあります。今必要じゃなくても簡単なので覚えておいて損はないでしょう。その計算の方法を解説していきます。
まず、基本的な事として一坪は畳2枚分(2畳)だと覚えておいて下さい。そして、畳一枚分の平米数は1.62㎡とも覚えておいて下さい。
坪数を平米(㎡)に変換(計算)するには?
坪数を平米にするには、
坪数÷0.3025=平米(㎡)
上の式を使います。
ん?「0.3025って何だ!?」「どこから出てきた!?」と思うでしょうが、この数字を基本にします。あまり深く考えずに受け入れて下さい。
先程の式を使って計算してみましょう。例えば、50坪の土地の平米(㎡)を求めてみます。50坪÷0.3025=165.29㎡になります。このように計算します。
平米数(㎡)を坪数に変換(計算)するには?
平米を坪数に変換するには、先程の式の÷を×に変えて平米数を最初の位置に当てはめます。
165.29㎡×0.3025=50坪となります。これが平米を坪数にする計算方法です。
簡略化した3.3でもOK!だけど…
今回0.3025で計算しましたが、不動産会社によってはこの数字を簡略化した3.3を使用する事もあります。ダメではないのですが、3.3では誤差が出るのでオススメはしません。ザックリ計算するのであれば3.3でも良いですが正確な数字を出すには0.3025を使いましょう。
実践!平米の出し方・求め方
実際にスケールやメジャーなどを使って部屋の大きさを計って、㎡に変換するにはどうしたら良いのか?
平米とは?
まず平米を簡単に説明はすると、「1m×1m」です。平米を出したい部屋の床の縦×横を計算すれば良いだけです。例えば、一辺が4mでもう一辺が3mの子供部屋があったとします。この二辺を掛けるだけ。
4×3=12となり、答えは12平米(㎡)
※ここで注意しなければならないのが、メートル単位で計算しなければならないので、例えば一辺が4メートル30センチだった場合、4.3mとしなければならない。現場の職人(大工さん)達みたいに4,300とか(ミリ単位)で変換しない事。
- 平米は縦×横
- 平米を計算する際の単位はメートル
1平方メートルは一辺の長さが1mの正方形の面積と定義される。日本ではメートルを「米」と書くことから、「平方米」を略して平米(へいべい、へーベー)と略したり発音されたりする場合もある。
[引用元:平方メートル - Wikipedia]
因みに、さっきの12平米を×0.3025すると3.63坪になります。さらに3.63を×2にすれば7.26となりこの部屋は7.26畳と言うことです。
"平米(㎡)の計算方法"まとめ
- 平米×0.3025=坪
- 坪数×2=畳数
- 坪数÷0.3025=平米(㎡)
どうです?今回覚えた魔法の数字、0.3025で色々な坪数や平米数を計算してみたくなりましたか?w
実際にこの式を使って不動産屋さんは現場で、取り扱う土地や建物の坪・平米を出しています。
ちなみに、正式には平米では無く"平方メートル"です。平米、平方メートルのどちらでも意味は同じです。
これであなたも知識が増えましたね?不動産業界に興味が湧きましたか!?