ホンダ・フィットハイブリッドの燃費はどれくらいか?中古市場の相場は?
FITのハイブリッドが発売されたのが2010年、初代はGP1/4型だ。2013年まで発売された。二代目は2013年から発売されているGP5型だ。
初代フィット ハイブリッド
排気量は1.3Lと1.5Lの2種類が用意されている。
因みに1.3L車の燃費はリッターあたり26.4km、1.5L車の場合22.2kmだ。どちらも直4 SOHC i-VTECで実用的な燃費向上を目指して、信号待ちなどで停車する時にアイドリングストップやエコアシストが装備されている。
また、2012年5月に発売されたハイブリッドRSではSPORTモードが設定され、ハイブリッド車の物足りなさを解消した。
二代目フィット ハイブリッド
初代で1.3と1.5Lの二種類の排気量がラインナップされていたが、この二代目からは全車1.5L規格に統一されている。エンジンは、初代のSOHCからDOHCへ、先代よりも上質感と先進性を向上させた。
見た目も前回シリーズよりも近代的なフォルムになっている。更に燃費を向上されたフィットハイブリッドの二代目は、Sパッケージで31.4km、F/Lパッケージで33.6km、ハイブリッドで36.4kmという低燃費を実現している。しかも、カタログ値ではトヨタのハイブリッド車"アクア"よりも燃費は上だ。
搭載エンジン
初代に搭載されているエンジン
- LDA型・・1339cc、SOHC i-VTEC。最高出力88ps/5,800rpm。最大トルク12.3kg/4,500rpm。
- LEA型・・1496cc、SOHC i-VTEC。最高出力114ps/6,000。最大トルク14.7kg/4,800rpm。
ハイブリッドに付いているモーター
- MF6型・・最高出力14ps/1,500rpm。最大トルク8kg/1,000rpm。
二代目に搭載されているエンジン
- LEB型・・1496cc DOHC i-VTEC。最大出力110ps/6,100rpm。最大トルク13.7kg/5,000。
ハイブリッドに付いているモーター
- H1型・・最高出力29.5ps/1313-2,000。最大トルク16.3kg/1313rpm。
このデータを見て分かるように、二代目のモーターの出力、トルクが格段に性能がアップしている。これによりあの低燃費を実現しているのだ。
RSの走り
フィットRSは評価が高く、1.5Lの排気量でありながら1.8Lクラスのエンジンの車に匹敵するレスポンスだと評判だ。低速域ではしっかりとトルクを感じる事ができ、4000回転を越えたあたりからは”ホンダ”らしい吹け上がりの良いエンジンフィールを感じれるようだ。
買い換え、『中古市場の相場は?』
私の出勤用の軽自動車もそろそろガタがきている。替え時だ。フィットの中古市場の相場は、25〜26年式の走行5万キロで100万くらいで買えるようだし、しかも通勤快適仕様になれそうだ。フィットも出勤用の”足”の候補に入れるとするか。
初代フィットハイブリッド(GP1)の実燃費は?
(2016/5月末追記)
カタログ値ではリッター20kmオーバーの燃費を謳ってはいるが、実際にフィットハイブリッドに乗って計ってみると街乗りではせいぜい、リッター15~16km程度である。街乗りでは信号でのストップ&ゴーが多いので実燃費としてはこんなもんだ。いくらJC08測定がリアルに近い燃費を計る基準だとしてもやはり、これくらいの差異はあるのだ。
長距離の移動になるとリッター20kmを超えることが多くなる。
しかし、ハイブリッドで街乗りリッター16km程度なら、ハイブリッド車以外の車の"実燃費"はリッター10km前後だったということか(汗)恐ろしい
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