当ブログの読者はお気づきの方も多いと思うが、このブログでも先週(1/21日)からアドセンスの関連コンテンツユニットを配置している。他のブログで昨年初めて見たときは羨ましかったのを覚えている。
関連コンテンツユニットとは
関連コンテンツとは、サイトを閲覧しているユーザーに向けてサイト内の関連コンテンツを簡単に宣伝できる無料サービスです。
と、アドセンスヘルプでは書かれている。要は、記事下にある"オススメ関連記事"のアドセンスバージョンだ。
そしてこれは単なる関連コンテンツを配信する機能ではなく、同時に広告も配信する機能なのだ。そのため収益の増加に大いに貢献できるだろう。
更に、アドセンスヘルプでは収益だけではなくこのようにも謳っている。
ユーザーにとって関連性の高いコンテンツが増えるのでサイトのページビュー数や滞在時間、ユーザーのリピート率広告表示回数が向上し...
その中でページビューやリピート率、広告表示回数の向上が見込めるとのこと。平均ビューが9%増、滞在時間が平均10%増というデータもあるようだ。
この便利な機能、だれでも実装できるものではなく、一定の条件を満たしたサイト運営者のみに限っている。グーグルはその条件をこのように言っている。
サイトのトラフィック量とページ数の最低要件を満たしている必要がある。
このコンテンツが導入された初期の頃、導入した多くのブロガーが月に数十万PVもあるサイトを運営しており。まるで月に20万も30万もPVがないと実装できないかのような感じであったが、この記事を書いている(2017年2月)最近は、色んなブログで"アドセンス関連コンテンツ導入"の報告記事が露出している。
最低要件を下げた?
私が思うに、恐らくグーグルが最低要件を下げて来たのではないだろうか?このブログでたまに書いている"運営報告"を読んでくれている皆さんは知っていると思うが、当ブログの前月のPVは7万程度、総記事数は260。月に10万PVもありません。記事数もこの程度ですが関連コンテンツの導入が出来ました。
昨年、一月で40万PVもあったのに関連コンテンツ機能が解放されず2017年2月にようやく利用できるようになった運営者もいます。グーグルは要件を下げたのかどうなのか?どちらにせよ、まぁ、利用者としては嬉しい事だ。
関連コンテンツ導入方法
この記事では導入方法まで詳しく記しません。詳しくは下記ページを参照されたし⬇︎
追記で実績報告
少し話が逸れたが、この記事では導入から1ヶ月を迎える2月の月末に追記として関連コンテンツ導入の実績記事を書こうと思っている。
実績報告
【2017/2/21追記】
関連コンテンツユニットを導入して1ヶ月経ったので実績を見てみよう。参考にするデータの抽出期間は1/22〜2/20までの期間と、その比較対象となる前月、12/23〜1/21の期間。そしてグーグルのペナを恐れているので、図によるデータのみ公表する。
関連コンテンツ導入の効果
PV | 広告表示 | クリック数 | アクティブビュー | 単価 | |
---|---|---|---|---|---|
UP率 | 15.80% | 14.30% | 51% | 12.70% | 38.90% |
上の図を見ての通り、データは軒並み上昇傾向。基本的には"関連コンテンツ"を紹介するのでPVが上がって当然。広告の表示数も上がって当然だ。このデータで驚くべきは、クリック数。かなりの上昇率になっている。今後、サイトやブログで収益増を狙っていくならこのユニットは必須になると考える。
また、このユニットは次のページへとユーザーを導く動線としての役割が大きく、PVには貢献するが滞在時間の増加に対しては貢献してくれなかった。滞在時間の増加率は2%だった。
※あくまでも当ブログでの検証データなので、全てのコンテンツ運営者に当てはまるものではない。